【分譲貸し】って、何がハイグレードなの? デメリットは?

分譲貸しの「分譲」とは勿論、分譲マンションのことですね。
賃貸物件の広告を見ていると、さも得意そうに「分譲貸し」と
強調しているのを見かけますが、それは、そんなにグレードが違うのか? 

と疑念をお持ちの方も、いらっしゃると思いますが、

分譲貸し物件

実際は、もっと強調してもよいくらい、住まいとしてのグレードは違うんですよ。
新しい物件ほど、この傾向にあります。

分譲マンションは大別すると、実需用と投資用に分けられますが、
ここでいう「分譲貸し」は実需用、マイホームとしての マンションのことです。
多くのワンルームマンションも、戸別販売された分譲マンションですが、
それらは他人に貸すのを前提とした投資用ですね。

同じ分譲マンションでも。マイホームということになると、
買い手は人生をかけた必死の買い物になりますので、
売り手もそれに応じて、グレードの高いもを提供しています。
それが出来なければ、生き残ってはいけない業界なのです。

「分譲貸し」何がハイグレードなの?

まず上下左右を囲うコンクリートの厚みからして違います。
これは結構 住み心地に直結しますね。

コンクリートが薄いと、上からの騒音、下への気づかいが大変ですね。
隣の家のテレビなどの音は、分譲マンションでも
完全に遮断できる訳じゃないですが、
そのボリューム、不快度指数が違うのですよ。
分譲貸し物件のユニットバス
それから設備が違ってきますね。
分譲マンションのお風呂なんかは
「お湯張りをします」とか喋ったりするんですよ。
それに湯船のサイズも平均的に年々大きくなっていますね。
賃貸住宅の大家さんの中には、どーんとシステムキッチンを
入れてくれるようなメタボな方もいらっしゃいますが、
それとて、採算が合う範囲でのことなので、「ものが」随分違ってきますね。

そう、要は採算の問題なのです…
賃貸物件の大家さんだって本当は、分譲マンションに負けない質の
住まいを提供したいと思っているのですよ、きっと。

コストパフォーマンスは?

大家さんは、賃貸事業を運営している訳ですから、
どうしても採算の問題、コスト意識に過敏にならざるを得ません。

分譲貸し物件のシステムキッチン

一方、「分譲貸し」はというと、所有者(こちらも大家さんなのですが)は
住宅ローンの返済額をまず基準に考えますので、
それを家賃が上回っていれば、とりあえずは良いわけです。
近年ずーっと住宅ローンの金利は低いし、
分譲マンション自体もずーっと安値が続いている感がありますので、
もっとも お給料もずーっと安いままですが、
とにかく、ほとんどの方は、家賃並みの返済でローンを組んでいます。

そして建築コストも、
賃貸マンションの大家さんと、分譲マンションのデベロッパーでは、
大きく違ってきます。個人商店と大手量販店のような比較ですから
仕入れ価格が違うのは、容易に想像がつくと思います。

デベロッパーは当然、建築コストに利益を乗せて販売していますが、
この部分に関しては、もう購入者が支払ってくれています。

「分譲貸し」のデメリット

分譲マンションは、デベロッパーが予算の中で 住み心地を徹底的に追求した住宅です。
個々の物件では、管理を委託された業者が頼りなかったりして、
色々な問題が発生していますが、
賃貸用の住宅と比較して、絶対的なデメリットというものは、まず見当たりません。

ただ傾向としては、所有者が転勤などの理由で、
一時的に賃貸に出しているケースが多いので、
契約期間が限定されるということです。

ただしこれとて、所有者が出身地などでに永住目的で引越したとか、
投資目的で分譲マンションを購入したとか、
あるいは等価交換といって、そのマンションの元の土地の所有者が、
土地の対価として現金ではなく、完成した物件から相応の住戸を受け取るケースがあり、
自分で住む場合もありますが、賃貸に出す場合もあり、
また相応の住戸が複数だったりすることも往々にしてあるので、
必ずしも「分譲貸し」が期間限定とは限りません。

「分譲貸し」を即「期間限定」と判断するのは間違いですが、
その可能性は高いので、まずは確認してみることが大切です。

あと絶対的なデメリットということではありませんが、
メリットにもデメリットにもなり得る、賃貸物件にはない 特徴があります。
それは、ご近所さん皆がみんな大家さんであるということです。

分譲貸し物件のエントランス

通路、エレベータ、エントランス、自転車置き場… マンション内の全てが
自分達の財産なのですから、そりゃあ大事に使いますから、
清潔な住環境が保たれますが、その分、堅苦しいといことにも繋がりますね。
ただこれは、
始終 箒とチリトリを手にしている
管理人兼務の大家さんがいる賃貸物件も同じですよね。
タバコのポイ捨てなどしようものなら、チリトリの角でぶたれますよ。

徹底的に違うのは「管理規約」の存在ですね。
これを「分譲貸し」のデメリットと、する方もいらっしゃいますが、
必ずしもそうとは限らないのですよ。
なぜなら管理規約は、所有者すなわち 居住者全体の利益を目的としているのです。

ルールを守って清潔な住宅環境を保ちたいと考える方には、
管理規約や、熱心な大家さんはメリットになりますね。

賃貸物件に熱心な大家さんが必ず存在するとは限りませんが、
分譲マンションには必ず(何事にも例外はありますよ)
「管理規約」が存在します。
ルールを破ってでも自分の都合を優先させたい方、
つまり、多くの皆様にはとって「管理規約」はデメリットになるかも知れませんね。

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